少額融資は審査なし？カードローン以外に即日でお金を借りる方法を紹介！

今回の記事では、少額融資でも審査なしでは借りられない理由のほか、審査をスムーズに通過するコツやカードローン以外に少額融資を審査なしで借りる方法などを紹介します。自分に適した少額融資を借りる方法を見つけましょう。

少額融資でも審査なしでは借りられない！

少額融資であっても、審査なしでは消費者金融から借りられません。貸金業法において、審査が義務付けられているためです。

「審査なしで即日融資可能」や「少額融資なら審査なし」などと謳っている場合、闇金の可能性があります。

貸金業法において、借り入れの金利の上限は、年15〜20%と定められています。闇金の場合、年15〜20%以上の金利での貸し付けが多いうえ、法律に違反する厳しい取り立てを受けるリスクがあります。

貸金業を営む場合、金融庁への登録が必要です。金融庁の公式サイトの登録貸金業者情報検索サービスで貸金業登録番号を確認すれば、登録されている貸金業者か闇金かを見分けられます。

謳い文句に誘われて利用してしまうと、トラブルに巻き込まれる恐れがあるため、闇金の利用は避けてください。また、闇金と気付かずに利用することがないように、消費者金融は融資額にかかわらず、審査が必要であると念頭に置いておきましょう。

少額融資でも審査なしでは借りられない理由

少額融資でも審査なしで消費者金融から借りられない理由は、以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。
理由を知り、審査の必要性を理解しましょう。

貸金業法で審査が義務付けられている

貸金業法では融資を行う場合の審査が義務付けられています。理由は、複数の会社から借り入れて返済困難に陥る多重債務者の増加が社会問題（多重債務問題）となったためです。

貸金業法は、多重債務問題を解決する目的で作られました。審査を義務付け、過剰な貸し付けや利用者の返済の計画性不足などを抑制し、多重債務者の増加を防いでいます。

審査はあくまでも利用者を守るためのものであり、正式に認可されている消費者金融でお金を借りる場合は必ず審査が行われます。

返済能力の有無を審査する必要がある

審査では、返済能力の有無を確認されます。返済能力がなければ、多重債務者となる恐れがあることに加え、消費者金融側も貸したお金が返ってこず、損害を受けるリスクが考えられるためです。

返済能力は、利用者の年収・勤務先・雇用形態・連続勤務年数・返済延滞や債務整理のような金融事故の有無などにより判断しています。詳しい審査基準は、各消費者金融により異なります。

多重債務者の増加や利用者の貸し倒れリスクを防ぐためには、少額融資であっても、返済能力の有無の審査が必要です。

総量規制に該当していないか確認する必要がある

審査により、総量規制に該当していないか確認する必要もあります。

総量規制とは、貸金業者が貸し付ける場合、利用者の年収の3分の1を超えてはいけないという規制です。目的として、多重債務者の増加の防止が挙げられます。

例えば、年収300万円の方は、すべての消費者金融を合わせて、100万円までしか借りられません。

少額融資の場合も総量規制の対象であるため、必ず審査が行われます。

少額融資は審査があってもカードローンがおすすめな理由

少額融資は、審査があっても消費者金融カードローンがおすすめです。理由は、以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。
少額融資を借りたい方は、消費者金融カードローンの魅力を知り、利用を検討しましょう。

最短20分から即日融資を受けられる

消費者金融のなかでも、大手なら最短20分で即日融資を受けられます。大手会社は、機械による自動審査を行っているためです。

自動審査では、利用者の年収や雇用形態などの情報をスコア化して評価します。短時間での審査を実現できるため、すぐにお金が必要な場合でも対応可能です。

できるだけ短い審査時間で、即日融資を受けたい方は大手消費者金融を利用しましょう。

無利息サービスを提供している

消費者金融のなかには、無利息サービスを提供しているところがあります。

無利息サービスとは、決められた期間内であれば、利息が0円で利用できるサービスです。無利息サービスの期間は、契約日から30日間が多い傾向です。

無利息サービスの期間内に完済すれば、利息を払わずに融資を受けられます。

ただし、無利息サービスを利用するためには、条件が設定されている場合があります。事前に条件を確認しておいてください。

短期間や次の給料日までに返済できる方は、無利息サービスを提供している消費者金融の利用をおすすめします。

在籍確認がない

ほとんどの大手消費者金融は、在籍確認がない点が魅力です。在籍確認とは、利用者が申告した勤務先で実際に働いているかを確認する電話を指します。

少額融資を希望しているが、勤務先に融資がバレたくないと考える方も多いことでしょう。在籍確認を避けたい場合は、大手消費者金融を選んでください。

限度額内であれば何度でも利用できる

消費者金融は、限度額内であれば、何度でも利用できます。急な冠婚葬祭での出費や給料日までの残高不足など自分の必要なタイミングで借りられる点が魅力です。

消費者金融により異なりますが、1,000円単位からATMで簡単に借りられるところもあるため、非常に便利です。手軽に手間なく借り入れしたい方は、消費者金融を利用してはいかがでしょうか。

少額融資の審査をスムーズに通過するコツ

少額融資の審査をスムーズに通過するためには、以下のことを守りましょう。

それぞれ詳しく解説します。
コツを守り、スムーズに審査を通過しましょう。

銀行のカードローンは審査が厳しいので避ける

少額融資を受けたいなら、銀行のカードローンはなるべく避けましょう。具体的な審査基準は公表されていませんが、銀行は消費者金融と比べて、審査が厳しい傾向にあります。

また、銀行の審査は、警視庁のデータベースへの照会が必要であり、即日融資はできません。すぐにお金が必要な方は、審査が厳しい銀行のカードローンではなく、即日融資可能な大手消費者金融の利用をおすすめします。

借り入れ金額はできるだけ抑える

借り入れ金額はできるだけ抑えましょう。少額であればあるほど、返済が滞るリスクが下がるためです。

消費者金融の審査では、返済能力を確認されます。少額融資の場合は、年収が低い方でも収入が安定していれば、返済できるとみなされるケースがあります。

また、少額融資は、総量規制に引っ掛かる可能性が低いため、審査に通りやすくなります。借り入れする際は、必要最低限の金額にしましょう。

複数の会社に申し込みをしない

審査が通らない可能性を考慮して、複数の会社への申し込み（多重申込）は、避けてください。短期間で多重申込した場合、お金に困っていて返済が滞ると判断される可能性があります。

消費者金融に申し込みした履歴は、信用情報機関に残ります。信用情報機関とは、加盟している銀行・消費者金融などから集めた金融事故情報や信用情報を管理・提供する機関のことです。

信用情報機関に加盟している消費者金融間で多重申込した情報が共有され、審査に悪影響を及ぼす可能性があります。少額融資の審査を通りやすくしたい場合は、申し込む会社の数を絞ってください。

虚偽の申告をしない

融資を受けたいからと言って、年収や就労状況に関して虚偽の申告をするのは避けましょう。虚偽の申告により、信頼を失うためです。

消費者金融は信用情報機関に加盟しており、利用者の情報を各金融機関で共有しているため、虚偽の申告をしても結果的にバレてしまいます。

さらに、虚偽報告をしたことも信用情報機関に残り、今後の審査に悪影響を及ぼす恐れがあります。

消費者金融に申し込む場合は、正直に報告してください。

少額融資を審査なしで借りるカードローン以外の方法

少額を審査なしで借りたいなら、カードローン以外の方法を利用しましょう。カードローン以外で、少額融資を審査なしで借りる方法は、以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。
どうしても審査を避けたい方は、試してみてください。

クレジットカードのキャッシング枠を利用する

キャッシング枠のあるクレジットカードを利用すれば、審査なしでお金を借りられます。キャッシング枠とは、クレジットカードで現金を借りられる上限額のことです。

クレジットカードの申し込み時に、キャッシング枠を設定するための審査がすでに行なわれているため、必要なタイミングで利用できます。クレジットカードのキャッシング枠をは、ATMや口座振込などで利用可能です。

一般的に、買い物やサービス利用の際に立替可能な上限額であるショッピング枠のなかに、キャッシング枠が含まれています。ショッピング枠をすべて利用している場合は、キャッシング枠でお金を借りられないため、注意しましょう。

また、必ずクレジットカードにキャッシング枠が設定されているわけではありません。事前にキャッシング枠を設定していない場合は、利用の際に審査が必要です。

保険の契約者貸付を利用する

保険に加入している場合、契約者貸付の利用も1つの手です。保険の契約者貸付とは、解約返戻金を担保にすることで借り入れできる制度で、保障を継続したまま利用できる点が魅力です。

契約者貸付が可能な保険の種類は、以下のとおりです。

契約者貸付は、返済期限がない点がメリットですが、借入期間が長ければ長いほど、利息が増えるため、できるだけ早めの返済を心掛けてください。借入額と利息の合計が解約返戻金を超えると保障がなくなるため、注意しましょう。

質屋に品物を預けて融資を受ける

質屋は担保にする品物を預けることで融資を受けられる仕組みで、利用にあたり審査はありません。質屋に預けられる品物の例は、以下のとおりです。

一般的に融資額は、品物の査定額の7〜8割ほどです。

定められた期間内に返済できれば、品物が戻ってきます。万が一、返済ができなかった場合は、預けた品物が質屋で販売されます。預けてもよいものかよく検討しましょう。

少額融資が必要ならアプリで後払いも1つの手

少額融資が必要なら、アプリで後払いできるサービスを利用してはいかがでしょうか。アプリの後払いサービスを利用すれば、決済代行業者が一旦代金を立て替えてくれるため、支払いを後日に回せます。

支払いは、翌月に後払いサービスで利用した金額が請求されるのが一般的です。当月の生活費が足りない方は、現金を使わずに支払いができるため、一時的にお金を工面できます。

アプリの後払いサービスは、クレジットカードのように利用できる点が魅力ですが、審査が必要なケースもあるため念頭に置いてください。

また、手数料が発生したり、利用限度額が設定されていたりするため、事前に調べておきましょう。

アプリの後払いサービスは、お金を借りるわけではありませんが、一時的にお金を工面したい方におすすめです。

少額融資の審査有無に関するよくある質問

少額融資を審査なしで借りたいと考えている方は、さまざまな疑問や不安を感じています。よくある質問は、以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。
疑問や不安に感じていることがあれば、参考にしてください。

少額融資はアプリなら審査なし？

アプリで少額融資を借りる場合でも、必ず審査があります。貸金業法において、審査が義務付けられており、アプリでの貸し付けも対象となるためです。

アプリのなかには、「審査なしで融資可能」と謳うものもありますが、闇金が運営している可能性が高いです。闇金からお金を借りてしまうと、高額な金利の要求や厳しい取り立てなどのリスクがあるため、避けてください。

また、お金を借りたいという理由でむやみにアプリをダウンロードすると、個人情報を抜かれるなど被害に遭う可能性もあります。

アプリで少額融資を借りる場合は、審査を受ける必要がありますが、必ず金融庁に登録している貸金業者が運営しているものを利用してください。

少額融資なら審査なしで無職・主婦・学生などでも借りられる？

少額融資でも審査は必ずあるため、収入が安定していない無職・主婦・学生の場合は、借りられない可能性があります。審査により返済能力の確認が行われるためです。

多くの消費者金融において、借り入れできる年齢は、18歳もしくは20歳以上です。年齢条件を満たした安定した収入がある学生は、少額融資を受けられる可能性があります。

また、安定した収入がない主婦の場合は、配偶者貸付を行っている消費者金融であれば、借りられるケースがあります。配偶者貸付とは、利用者と配偶者の年収を合わせた3分の1までの金額であれば、借りられる制度です。

ただし、配偶者の同意が必要なため、バレたくない方には、おすすめできません。

無職の方や収入が不安定な方は、審査により少額融資でも借りられない可能性があるため、まずは安定した収入を得られるように努めましょう。

少額融資ならブラックリストに登録されていても借りられる？

ブラックリストに登録されている方が少額融資を希望する場合は、中小消費者金融であれば、借りられる可能性があります。中小消費者金融は、独自の審査基準を設けているためです。

大手消費者金融は、機械で自動審査を行うため、金融事故を起こした経験がある場合、審査に落ちる傾向です。

一方、中小消費者金融はスタッフが利用者の情報に目を通して審査を行い、面談を行うケースも多くあります。利用者の情報だけではなく、人柄や事情を含めて評価するため、大手消費者金融と比べて、ブラックリストに登録されている方でも借りられる可能性が高くなります。

ブラックリストに登録されている方は、中小消費者金融の利用がおすすめです。

少額融資は審査なし？｜まとめ

少額融資であっても、審査なしでは消費者金融から借りられません。理由として、貸金業法における審査の義務付けのほか、返済能力の審査や総量規制該当有無の確認の必要性などが挙げられます。

「審査なしで少額融資可能」と謳う会社は、闇金の可能性があるため、避けましょう。

どうしても審査なしで少額融資を受けたい場合は、質屋からの融資のほか、クレジットカードのキャッシング枠や保険の契約者貸付の利用を検討してみてください。